6ヶ月のトータルリターンランキング(モーニングスター社調べ)−1

モーニングスターが評価対象としている追加型株式投資信託で純資産額が

10億以上のファンドを対象として、07年9月末までの過去6ヶ月間の

トータルリターンのランキングを見てみます。

この6ヶ月における東京株式市場の動きは、米国のサブプライムローン

問題による信用収縮不安や円高による外需関連株の不調などから大幅に

下落する展開となり、6ヶ月間のTOPIXは5.66%の下落でした。

一方、米国株式市場ではダウ工業株30種平均指数が12.48%上昇

しました。こうした環境でトータルリターンランキングの上位20位に

入ったファンドを見ると、トップ20全てのファンドが中国に投資するファンド

です。1位と2位をキープしているのは、常連となっている「日興AM 

中国ファンド」と「日興AM 中国ファンド2」です。

3位に上昇した「JF チャイナ・アクティブ・オープン」は、香港証券取引所

上場のH株を中心に投資を行うファンドです。

また4位に上昇した「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」も香港証券

取引所上場のH株を中心に投資を行うファンドですが、レッドチップ銘柄や

その他香港銘柄にも投資するファンドです。5位の「SG 中国株ファンド」も

H株中心のファンドです。

これら上位のファンドを見ると、香港H株の好調さに加え為替の安定も

好成績に寄与しているものと考えられます。

香港H株指数が、この6ヶ月間で76.97%も上昇し、レッドチップ指数も

68.84%上昇しています。こうした中国本土からの香港株への資金

流入で香港H株が上昇したようです。他の国の株価上昇が減速する中、

今のところ中国株式の上昇スピードが際立っています。


次回は、トータルリターンランキングの上位10位を挙げます。


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