金融商品取引法の背景-2
前回からの続き
今までの金融機関が担ってきた金融リスクが、個人に転化されることに
なったわけです。そうすると、金商法施行後は確認書類にサインすれば
説明を理解した証拠になるわけです。
これからは、確認書類にサインする時は、リスクを軽く見ず預けたお金が
消えてしまうかもって思う必要がでてきたわけです。この「お金がなくなる
かも」という想像を持ってサインするかどうかを判断する必要になったわけです。
こうした際に気をつけることは、窓口でも説明で書類に残らない言葉で
「たぶん大丈夫です」などの説明は要注意ということになります。
金融商品取引法の施行により業者の対応が、以前とは違う販売姿勢に
転換できるかどうかという懸念もあります。そのため消費者も金商法の
施行によって安心していいわけではありません。消費者として販売窓口の
説明を聞くのを面倒がらず、説明を受けて本当に納得した商品だけ購入、
利用するようにしていく。そういうスタンスで投資を行うことが求められて
いるようです。
