金融商品取引法-施行前と施行後

リスク商品の販売方法の変化についてです。

金商法施行前 (広告のケース)

パンフレットやポスターを見たことがあれば思い出してみてください。

「実質年利 8%」とパンフレットの1枚のうち、半分くらいを使って大きく
表示されているのを見て、思わず興味をそそられたことがありませんか。
よく見て最後まで読んでいくと、小さな文字で最後の方にリスクについて
書かれていませんでしたか?
金利の変動リスクがあります。とか元本割れのリスクがありますとか・・・

金商法施行後には (広告のケース)

 「実質年利 8%」の文言の下には、同じくらいの大きさの文字で
 「元本割れのリスクがあります」と、明確にポスターやパンフレットに
 見やすく表示されるようになっています。


金商法施行前 (販売時のケース)

 (客) 何か低リスクでお勧めのものはありますか?

 (相談窓口) そうですね・・・、今は特にお勧めしていて、お客様からも
          評判が良いんですよ。

 (客) 差し出されたパンフレットをよく見ると、為替リスクや元本割れの
     リスクなどが書かれていた。

金商法施行後 (販売時のケース)

 (相談窓口) ご希望の投資や運用方針についてどのようなお考え
         でしょうか?

 (客) 低リスクを希望しています。

 (相談窓口) では、ご希望に沿う金融商品としては、・・・
          顧客のニーズを確認し、ニーズに合う商品しか売れない
          ようになった。


金商法施行前 (契約前のケース)

 (相談窓口) では、説明もいたしました。もう契約でよろしいですね。

 (客) う〜ん、なんかまだ疑問があるんだけど・・・

     (口頭確認のみ)


金商法施行後 (契約前のケース)

 (相談窓口) 説明はいたしましたが、もう一度確認しましょう。
          リスク、手数料など書面や口頭で確認することが
          必要になった

 (客) 書面や口頭で、説明後に再度の確認をしてもらうことができる。


こうして、広告、販売時、契約前などの対応が施行前とはずいぶん異なります。

消費者としても、知識を持ち、リスクに対する感度を上げて投資するようにしましょう。


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