過去1年間のトータルリターンランキング(モーニングスター社調べ)−前編
モーニングスターが評価対象としている追加型株式投資信託で純資産額が
10億以上のファンドを対象として、モーニングスターが分類しているピア・
グループ分類の過去1年間のトータルリターンのランキングを見てみます。
今回取り上げるピア分類は「国内小型グロース・純資産額100億以上」
「国際債券・北米(為替ヘッジなし)」「国内ハイブリッド・バランス」の
3つについてです。過去1年間における東京株式市場の動きは、
2月の世界同時株安と並び、7月にサブプライムローン問題に起因する
信用収縮不安や円高により株価の下落がありました。
この1年間のダウ工業株30種平均指数は17.37%上昇、TOPIXは
1.60%の下落でした。こうした市場環境下で「国内小型グロース・
純資産額100億以上」のトータルリターンランキングでは、ピアグループに
属する全てのファンドがマイナスのリターンになっている中「JF 中小型株
オープン」がマイナス4.60%のリターンで1位。これは東証銘柄への投資
比率が80%以上と高いこと、機械・小売業種の優良企業にウェートを
置いた投資が好成績につながったようです。
「国内小型グロース・純資産額100億以上」の上位5位は次回に紹介します。
次に「国際債券・北米(為替ヘッジなし)」では、「ダイワ 高格付カナダ
ドル債(毎月分配型)」が1位。カナダドル債は米ドル債に比べ、
利回りの低下幅が小さかったことや通貨の下落幅が低かったことが
影響しています。
最後の「国内ハイブリッド・バランス」は、「世界8資産ファンド安定
コース」が1位。最近の下落相場の中、国内債券中心にREITを加えた
資産構成により好成績を出せたようです。
次回から各ピア・グループ別にファンド名とトータルリターンを紹介します。
