1年間のトータルリターンランキング(モーニングスター社調べ)−前編
モーニングスターが評価対象としている追加型株式投資信託で純資産額が
10億以上のファンドを対象として、過去1年間のトータルリターンの
ランキングを見てみます。
今回取り上げるピア分類は、「国内大型グロース・純資産額100億以上
500億未満」、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」と「国際株式・
エマージング」です。
この1年間における東京株式市場の動きは、大まかに言えば、世界的な
株式市況からみれば株価上昇の出遅れに始まり、後追いながらも株価が
上昇した形になりました。米国株式市場ではダウ工業株30種平均指数が
20.25%上昇したのに比べ、この1年間におけるTOPIXは11.84%の
上昇となっています。こうした環境下で「国内大型グロース・純資産額100億
以上500億未満」におけるトータルリターンランキングをみると、ピア
グループの平均リターンがTOPIXを上回る成績を出しています。
1位の「京都・滋賀インデックスファンド」が34.32%の高リターンを
出しています。このファンドは、「任天堂」や「京セラ」など京都や
滋賀に本社や主要な生産拠点を持つ企業の株式に投資するファンドです。
投資している企業を見るとパフォーマンスが高いのもうなずけます。
次に、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」では、1位「日興AM
中国ファンド」で3位までは、全て中国本土への投資が好成績を
残しています。
最後の「国際株式・エマージング」は、「HSBCブラジルオープン」が
1位でブラジルの良好な経済状況と発展を続けているのを反映して
ブラジルの株式市場のパフォーマンスが好成績を出している。
またトルコへ投資しているファンドが5位以内に入っており、
注目すべきかもしれません。
次回もこの続きです。
