投信の罠−バランス型投信−前編
さてバランス型と呼ばれる投信がありますが、どんなものなのか?
売り手のうたい文句は「国内の資産にだけ投資するよりリスクも減るし、
リターンも安定」です。要するに国際資産分散型と呼ばれるものです。
うたい文句自体、別にウソではありません。日本株と外国株に分散
投資を行い、一方が不調なとき、他方で補うことができます。
投資のリスクを低減し、安定したパフォーマンスを求めるのに適した
方法と言えます。株だけでなく、これに債券、不動産など加え、
分散投資の効果を高めているし、バランス自体に大きな欠点や危険、
無理な運用などしていません。ただこのバランス型投信自体に問題が
あるのではなく、資産配分に問題があることが多い。
つまり、アセットアロケーションという考え方を基本にして資産運用
するという基本が抜け落ちて、購入する投信がバランスが取れて
いるかに気を取られているケースです。
資産配分(アセットアロケーション)は、保有する資産全体を見渡して
自分に最適と考えられる投資対象を選ぶことが基本中の基本です。
そして何よりも問題は、このアセットアロケーションを考えた時、
バランス型投信は投資対象として最適かどうかということなのです。
次回もこのバランス型投信の続きです
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