投信の罠−ファンドオブファンズ−前編
ファンドオブファンズ(FOF)とは、別々に運用されている複数のファンドを
組み合わせ、一本のファンドとして商品化したものです。
このファンドオブファンズの有利な特徴として強調されるのが次の点です。
・複数のファンドを組み合わせるのでリスクが低減される
・ファンド選択の専門家やプロが選択するというメリットを享受できる
・投資家本人がアセットアロケーションやファンドの組み合わせを
考えたり難しい判断をせずにすむ
これらの3つの点について検証してみます
まず1つ目からだが、複数のファンドを組み合わせるとリスクが
低減されるのは事実である。それは、分散投資することはリスクを
低減されることは実証済みである。
例えば、株のみ投資するのと、株と債券の両方に投資するのと
どちらがリスクが低いかは明白です。
ただし、投資家がFOFに組み入れているファンドのリスク内容を
把握するのはかなり難しい。出来ないことではないが、かなり
面倒になることは間違いない。
逆にFOFでなく、自分で組み合わせて運用しておけば投資家自身が
リスクを減らし、なおかつリスクの内容も把握しやすい。
戻ってFOFですが、運用会社にFOFの組み入れファンドが
入れ替えられたりすれば、投資家はリスク内容の把握が
遅れることは必定です。リスクを抑えたい場合は、もともとリスクを
あまり取らなくて良いように設計されたファンドを買うか投資金額を
抑えるなどすればよいことなのです。そうすれば何もFOFに投資する
必要は無いということになります。
あまりFOFに投資するだけのメリットたる理由にならないような気がします。
但し、言ってることは事実です。
2つめについては次回に述べます。
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