投信の罠−Bシェア投信−前編
米国では「クラスB証券」「Bシェア」と呼ばれている投信が売られています。
この投信の特徴は、購入時の手数料がないことです。
では、どうしているか? ですが、信託報酬と同様に投信の純資産からずっと差し引かれる
販売促進費用と解約・売却時の買戻手数料などで補っているものです。
日本における外国投信でこのような仕組みの投信が増えてきています。
この投信の問題点はどこにあるのか? 今までの話では別に問題点は無いと思えます。
不透明な部分といえば、販売手数料が無い分を運用会社から販売会社に立替払いをしている点です。
このような性格を持つ投信の例として、日興コーディアル証券の「「ベストナイン」が挙げられます。
この投信は、大口向けのクラスAと一般向けのクラスBとに分けられ、販売手数料はクラスAは
取られるのだが、クラスBはタダになっている。
さて、信託報酬を見るとクラスAは、2.115%、クラスBは2.555%。
一般的な国内投信に比べ1%程度高いし、クラスBはクラスAより0.44%高い設定です。
次に運用報酬をみると、1.315%〜1.05%、代行手数料0.5%〜0.765%となっています。
他の投信では見ない販売管理報酬という名目でクラスBのみ純資産の0.64%を徴収されることに
なっている。
この販売管理報酬という名目で、販売手数料がタダの分を取り返しているように見える。
なぜそう思えるか、次回で説明します。
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