資産運用について−後編

このような資産インフレの動きについていくためには、預貯金や現金が

中心だったデフレ対応型ポートフォリオから脱却してリスク商品を

組み込む資産インフレ対応のポートフォリオへの組み替えをしなくては

いけなくなります。

この上記の意見は急激にここ1,2年のことではなく、もっと長期の

スパンで考えた場合の想定です。理想ではありますが、日銀が適切な

タイミングで金融引き締め策を講じればうまく株価や不動産価格も

ゆっくり上昇していくと考えられます。

但し、最悪のシナリオがひとつあります。それは国が財政破綻をきたして、

ハイパーインフレを起こすことです。

そうなれば、個人が持っている国債や預貯金は紙くず同然になります。

このような場合、個人資産を守るのは株式・不動産・外貨建て商品だけに

なります。こうした事象から、長期的には日本の財政赤字の動向、

中期的には日銀の利上げスピード、短期的には為替動向に左右される

ポイントだと考えます。

これからの運用資産は、こうした情報に気をつけていくことが大事な気がします。