分配金はどうやって計算されるのか-後編
後編は、分配金がどのように扱われ、また個別元本への影響について書きます。
分配金が普通分配金か特別分配金として扱われるかは、個別元本がいくらかによって違ってきます。つまりファンドの購入者それぞれで扱いが異なるということです。
個別元本が決算時点での基準価額を下回っていると分配金は収益からの分配なので普通分配金として扱われる。
この逆に、個別元本が基準価額をオーバーしていれば収益から分配されたのではなく、投資元本からの取り崩しと見なされ特別分配金という名目になります。
これらのことは、個別元本への影響度が全く違ってきます。
普通分配金は、個別元本の超過部分から支払われるので分配されても個別元本の金額に影響は与えません。
しかし、特別分配金は投資元本を取り崩し、分配金を支払ったものとなるのでそれまでの個別元本から特別分配金を控除した金額が分配後の個別元本になります。
(例)
分配金支払前
個別元本が12000円で、基準価額が14000円とします。
分配金の合計
3000円の分配金配当があるとする。
2000円の普通配当金
1000円の特別配当金
分配金支払い後
個別元本が11000円
分配金支払前は、個別元本が基準価額より2000円下回っているので
2000円分は普通分配金(課税)、1000円分は特別配当金(非課税)となり、分配後の個別元本は、1000円を差し引いた11000円となります。
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