ファンドのパフォーマンス評価にどんなものがあるか?

ファンドを購入するにあたり、ファンドのを選定に過去のパフォーマンスを
参考にするケースが多いです。

なぜなら先の結果は保証されませんが、過去の運用成績のチェックから
運用の良し悪しを判断することが可能だからです。

そこで、モーニングスターが行っているファンドのパフォーマンス評価について、
どんな評価基準があるか述べてみたいと思います。

・トータルリターン
  収益分配と値上がり益の推移を測定した数値のこと。
  
  このトータルリターンは年換算値として計算されるので、例えば3年間
  リターンを一年あたりのリターンとして計算する方法で、他のファンド
  と比較可能としている。
  また、収益分配金を分配時に全額再投資したものとして計算しています。

・パフォーマンス
  単に、リターン測定による高いリターンのものが良いとは言えません。
  ファンドマネジャーによるリスクの高い投資した結果、達成された
  ケースもあるので、リスクににあったリターンがなされているかどうか
  という観点で評価されています。

・総合レーティング
  投資信託を評価する際に「モーニングスターリターン」と「モーニングスターリスク」
  の二つの指標を使い、それを「モーニングスターレーティング値」として
  計算しています。このモーニングスターレーティング値をカテゴリ(小分類)で
  比較し、5段階の★印で評価したものが「モーニングスター総合レーティング」と
  呼ばれるものです。
  最高は五つ星、最低は一つ星で表示されています。

※カテゴリとは、モーニングスターが実際の投資内容を分析し、独自に分類した
ファンド分類のことです。現在カテゴリは47分類となっています。

・ピア・グループ
  先ほど説明した。カテゴリーをさらに細分化し、ファンド分類を70分類とした
  「モーニングスター・ピア・グループ分類」も提供しています。
  ファンドの相対比較の精緻性を向上させるために、ファンド分類を細かく
  したものです。

・レーティング値
  「モーニングスターレーティング値」は、「モーニングスターリターン値」から
  「モーニングスターリスク値」を差し引いたものです。


「モーニングスターリターン」は、カテゴリの平均に対して、その投資信託が
どれだけ上昇したかの指標であり、「モーニングスターリスク」は、下振れした値を
そのファンドが属するカテゴリと比較して指標のことです。

このことから、リターンが高くても、同じカテゴリー内で平均以下のリターンだったり、
平均より下落率が高い「リスク」になってしまったりする場合には「レーティング値」が低くなり、星の数が少なくなります。