テーマファンド

あまり、聞きなれないファンドについて書いてみたいと思います。

テーマファンドと呼ばれるものです。
(聞きなれないなんて、自分だけかも知れませんが)


テーマファンドは、まず社会的な問題意識に根ざしたものが注目された。
エコファンドというファンドが有名だろう。

このファンドは、環境破壊につながる製造過程や生成物の削減、
有害物質の除去、排出ごみの大幅な削減など環境保護に努力している
企業に投資をするファンドとして注目された。

最近のファンドとしては女性の役職登用、子育て支援など女性が
活躍できる職場環境の整備に着目した投資ファンドなどが注目されている。

またテーマファンドと言われるものでも社会的な問題意識に根ざした
ものばかりではなく、人間の遺伝子情報(ヒトゲノム)や
自動車関連ファンドがある。


自動車関連ファンドとは、一台の自動車がつくられるのに必要な部品や
技術の組み合わせが必要となる。
その自動車をテーマにすることにより、様々なメーカーや部品を提供
している企業に注目し、ファンドとして成立させたものです。


上に挙げたテーマファンドとして、上位銘柄を見てみると、
まず、「日興エコファンド」の上位5銘柄は、トヨタ自動車、
みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、
コスモ石油、住友化学。

「J自動車関連」の上位5銘柄は、NOK、ホンダ、アイシン精機、
ブリヂストン、トヨタ自動車。

「遺伝子情報革命」の上位5銘柄は、富士レビオ、シスメックス、
久光製薬、武田薬品、キャノンである。


こうした特定のテーマに絞りファンドとして立ち上げているものは、
そのテーマが旬な話題だったり、時期的に業績がよいものが多くパフォーマンスが非常に良いものがあります。

但し、こうしたテーマに絞られているファンドは特定銘柄に集中している
ケースが多く、場合や時期により損失が大きく膨らむリスクが高いことが
難点です。


通常、投資信託は幅広い銘柄に分散投資することによりリスクの低減を
はかっているものが多いので通常の投資信託と同様の扱いができない面も
あります。

またテーマファンドは、購入後に支払う信託報酬が通常の投資信託より
高いということもあります。


このようなテーマファンドは、個人の運用資産の中心に据えず、自らが
テーマに共感し、資産の一部を社会的に還元するような認識で購入するのが
ベストのような気がします。