基準価額と分配金について

投資家から集めたお金のことを信託財産といいます。
この信託財産をもとに、ファンドは株式や債券を購入し運用を行います。

信託財産の規模は時価総額で表されます。
この時価総額を全体の口数で割ったのが基準価額と呼ばれるものです。

この基準価額が、ファンド1口当たりの現在の値段(時価)ということになり、通常売買される値段がこの基準価額です。

この基準価額は、株式・債券の値段の変動や新規のファンドの購入、中途解約等により毎日時価総額が変動することになります。

そこで運用会社では、ファンド毎に基準価額を計算して毎日公表しています。

基準価額は、毎日変動していますから現在の基準価額を知りたい場合、ファンドを購入した金融機関に問い合わせるのがベストです。
また一部のファンドは新聞でも掲載されているのでそれを見るのもいいと思います。
日本経済新聞では、毎日基準価額の掲載をしています。

次に分配金についてですが、株や債権からの配当金や利子、また一部のファンドの売却益などの運用益を投資家に還元するのが分配金と言われるものです。
株式で言えば配当金に相当するものです。

分配金は口数に応じて決算毎に支払われます。
決算は、毎月、3ヶ月、6ヶ月、1年、四半期毎などいろいろなタイプがあります。但し、決算は年に1回は行わなければならないことになっています。

ファンドの中には、分配金を支払うと資産総額が減少するため分配金を
出さずに償還時に分配する無分配型のものもあります。

また分配金を再投資する再投資型のファンドもあります。
この再投資型は、分配金の金額分だけ同じファンドを追加購入していることになります。

こうしたことから言えることは、基準価額と分配金はファンドの信託財産により決定されるということです。